長い間、岐阜県大垣市で中学校の美術教員であった清水豊隆、優子さんご夫妻が定年退職を機にふるさと郡上に戻り、15年前に自宅の敷地内に新築し開業した店舗です。テナントとして貸し出し、「とんかつ屋」として長く地元客、ビジネス客及び観光客に親しまれ人気店であったのですが、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、今年4月に閉店しました。
場所は国道156号線に面しており、東海北陸自動車道大和ICから車で5分、郡上八幡からは10分の好立地です。現在は空き店舗となっており、この店舗を引き継ぎ、経営を行いたい方を募集しています。以前は飲食店(とんかつ屋)だったので、引き続き飲食店が良いかと思いますが、郡上市は観光客が多い事から店の雰囲気・景観の良さを生かし、一棟貸の民泊(簡易宿泊施設)事業も良いのではないかと思います。
店舗は築15年です。駐車場は16台分を完備しており、間取りは入り口から右手にトイレ、左側に小あがり(畳敷)、奥にテーブルフロアとなっており、厨房は右側に配置されています。現在はテーブル、厨房機器はすべて撤去されており、厨房以外の壁紙等はすべてリニューアルされています。また、外にはバルコニーがあり、すぐそばを長良川鉄道、そして、田んぼが広がり、その向こうには清流長良川が流れています。
以前のとんかつ屋の時のレイアウト(26席)、現在は厨房機器、什器・備品はありません。
手入れされた庭を交流場所にも
今後、行う事業によっては、清水夫妻が手塩にかけたイングリッシュガーデン調の庭を使用することができます。
清水ご夫妻はイングリッシュガーデンに憧れ、退職後、イギリスの庭めぐりに行きました。そこで出会ったB&Bの思い出が印象的で、自宅の庭もイングリッシュガーデン調に仕上げたそうです。毎日手入れを欠かさず、近所の子供たちとバーベキューを楽しんだり、ご主人のゴルフ練習場としても使われています。「晴れた日はガーデンで主人と一緒にお昼ご飯を食べています。」と楽しそうに言われる奥様。「私は人と触れ合うことが好きなので、この施設賑わせて頂ける方に継いでほしい。」と夢を語りました。
イングリッシュガーデンに魅了されたご夫妻ですが、ご自宅は、何と築100年を超える古民家を移築したもので、中へ入ると昔にタイムスリップしたかのような趣があります。このセンスこそが長年美術の教員をしてこられたご夫妻の魅力です。もう70歳を超えていますと言われながら、大変若々しく、おしゃれな清水ご夫妻です。
なお、今後の事業引き継ぎは現地訪問後に清水さんご夫妻と打ち合わせにて進めていきます。家賃についてもご相談となります。
好立地な場所で新たな事業開拓、店舗経営をはじめてみませんか。