
30年以上愛される「ケーキのメルヘン」の「パンプキンケーキ」
秋田県能代市で昭和59年(1984年)に創業し、40年以上つづく「ケーキのメルヘン」。このケーキ店を創業した鈴木 良視さんは、岐阜県の菓子店で20年以上の修行を積み、秋田市の洋菓子店での経験を経て独立しました。
ケーキのメルヘンでは、「今日作ったものは今日しか売らない」という鉄則に従い、素材と鮮度にこだわり、毎日丁寧な仕事を心がけています。看板商品の「パンプキンケーキ」は、能代市民なら誰もが知る名物。創業から数年後に生まれたこの商品は、北海道産の厳選されたカボチャを30年間継ぎ足してきた煮汁で仕上げる唯一無二の逸品。鈴木さんは「全国どこを探しても同じ味は出せない」と胸を張ります。

パンプキンケーキは、1日200個を販売する日もあり、学校の文化祭での定番商品として若い世代にも親しまれてきました。県外に出た能代市民が誕生日に冷凍便で取り寄せるほどの根強い人気があり、「メルヘンさんといえばかぼちゃのケーキ」と地域の人々に愛され続けています。
「かぼちゃだけは、ねぐさねでけれ(無くさないでほしい)」
多くの常連客からこう言われるほど、このパンプキンケーキは能代市の味として愛されています。店を少し休んだ時には、お客さんから「もう10年でも頑張ってください」と言われたそうです。県外に移住した方が誕生日に冷凍便で取り寄せるほどのファンもいるほどです。
鈴木さんは高齢を理由に引退を考えていますが、この味を残こさないといけないと思いも強く、ケーキのメルヘンと味を承継してくれる人を募集することにしました。
初期投資を抑え、丁寧に味を承継
ケーキのメルヘンは、鈴木さんの自宅を兼ねていますが、店舗・工場部分は仕切りで明確に分けることが可能なため、店舗・工場部分を賃貸で利用することができます。大切に使ってきた製菓機材は一式、安価でお譲りしますので、初期投資の負担を極力減らした継業が可能です。また「ケーキのメルヘン」の屋号、そしてもちろん、秘伝のパンプキンケーキのレシピを引き継いでいただけます。

何より心強いのは、鈴木さん自身による直接指導です。パンプキンケーキの製法は、基本的な製菓技術があれば約3ヶ月で習得可能とのこと。経験の少ない方でも鈴木さんが丁寧に指導してくれます。鈴木さんは同じ建物に居住されるため、継業後も必要に応じて技術的なサポートが受けられる環境が整っています。

この40年以上続くお店、30年間愛された名物を守り承継したいという熱意をお持ちの方、ぜひこの機会にケーキのメルヘンの秘伝の味を引き継いでみませんか。
