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2020.05.14

川魚自慢の食事処。お店と味、譲ります

事業譲渡

独学で学んだ川魚料理

独自の味付けが人気の甘露煮

郡上市の明宝(めいほう)地区の川沿いにある「するすみ」は、あまご、ますなどの川魚を中心に郡上の郷土料理を提供しています。

オーナーの鈴木近夫さんが川魚の養殖業の傍ら「養殖している魚を食べたい」という声に応えて、飲食店を開業したのが1988年。以降、お店が徐々に繁盛したことから、養殖業をたたみ、飲食業経営に専念しました。

立ち上げは見様見真似。修行はせずにすべて独学で学んできました。はじめてのことで「全てのことに苦労した」と鈴木さんは言います。けれど、「そのおかげで独自のものを確立できた」とも。中でも自慢は「甘露煮」で、独自の味付けに、一度訪れた遠方のお客さんから「送ってほしい」と言われることもしばしば。

この甘露煮の味を継いでもらえたら… 高齢になり、鈴木さんはそう考えるようになりました。

オーナーの鈴木さん

明宝に飲食店を残したい

店舗横の生簀を元気に泳ぐイワナ

するすみでは、注文があってから生簀の魚を調理をします。

「生きた魚を提供するのがこだわり」と鈴木さん。魚だけではなく、山椒や朴葉みそに使う朴葉も近くの山から採ってきたものを使います。川魚を提供するお店はほかにもありますが「するすみのものが食べたい!」と言われるのが、鈴木さんの一番のやりがいです。

自然に囲まれた店舗。夏は屋外で食材を持ち込みバーベキューをすることもできる

鈴木さんが、するすみを譲ろうと考えたのは年齢が一番の理由ですが、地域の課題もあります。

明宝には、郡上中心街と高山をつなぐ国道が通っています。しかし、東海北陸自動車道が整備されてからは、国道の利用は減り、明宝を訪れるひとは少なくなったと鈴木さんは言います。集客はするすみ経営の大きな課題です。

愛着ある明宝からお店がなくっていくのは忍びない。けれど自分は歳を取り体力的に厳しくなってきました。鈴木さんは思いを託し、するすみの資産をすべて譲りたいと考えています。土地、建物、設備。もちろん、甘露煮の味も。

バーベキューコーナー。店内には、1階約25席(座敷20席、入り口席5席)、2階約30名収容(9畳×3部屋分)2階にミニステージがある

譲渡概要

事業者名

するすみ

業務内容

飲食店営業、仕出し

所在地

郡上市明宝大谷1238番地

譲渡する資産

土地・建物(延べ床面積89.99㎡

1階約25席(座敷20席、入り口席5席)/2階約30名収容(9畳×3部屋分)/2階にミニステージあり

 

機器類、備品類

(厨房設備は、焼き機1台、ガスコンロ単体3台、製氷機1台、冷蔵庫1台、1階から2階への運搬リフト)

 

甘露煮の味(譲渡契約後、レシピ、調理方法を指導)

対象者(継いでほしいひと)

現業態を継いでくれるひと

譲渡条件

応相談

その他

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