能登島生まれ能登島育ちの主婦が集まって
能登島の中心地、向田町にある「能登島生き活き工房 ねねの会」は、「能登島のいいところをたくさんのひとに知ってもらいたい」という思いに共感した能登島生まれ能登島育ちの主婦4人が、定年後に集まってはじめた工房。コロッケやかきもち、味噌、野草茶、タコ飯など、世界農業遺産に選ばられる「能登の里山里海」の素材を活かした加工品を販売しています。
ねねの会のいま一番の課題は若返り。
代表の海老恵子さんが、ねねの会をはじめたのは60歳手前の定年の時期。ちょうどそのくらいの歳の頃のひとが加わってくれれば、ねねの会の可能性はもっと広がるんじゃないかと海老さんは考えています。
第二の人生を能登島で。
ねねの会では、「商品力の向上」「イベントの充実」「情報発信」に取り組みたいと思っています。
「ちょっとしたアイディアを持った、少し下の世代が仲間に加わってくれるとうれしい」と海老さん。
そして、将来的には、世代交代をし、ねねの会を継いでほしいというのも海老さんたちの願いです。
人生100年時代と言われる今、60代はまだまだ働き盛り。これまでの暮らし方、働き方からシフトチェンジをして、自然豊かな環境でのんびりかつ精力的に人生を満喫したい。そんな方には、能登島とねねの会はうってつけかもしれません。
「能登島は観光の島。来てくれたひとがたのしんでくれるようなまちにしなければね」自然豊かな能登島の魅力を伝えて、もっと元気にしていきたい。海老さんたちの地域愛は熱い。
高齢化に、能登の里山里海の食材。ここには課題も可能性も山積みです。能登島生まれ能登島育ちの4人と一緒に、島を元気にするため試行錯誤するかしましい第二の人生を過ごしてみませんか?