晴れの国・岡山県のマンゴー農家が継ぎ手を募集 | ニホン継業バンク
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2020.01.20

募集終了


晴れの国で、マンゴーを育てる

事業譲渡
瀬戸内市のふるさと納税返礼品としても人気の完熟マンゴー

晴れの国の完熟マンゴー

雨量が少なく日照時間が長いことから「晴れの国」の愛称を持つ岡山県は、桃やぶどうなどの果樹の栽培が盛んです。その晴れの国の新しい名産にと取り組んできたのが「神宝マンゴー」。瀬戸内の太陽をたくさん浴びて育つマンゴーは、その甘さも他県のものにもけして引けを取りません。

主な仕事は、水やりと木の剪定などの管理。収穫期の7月からは、毎朝1時間程度、一月半をかけて収穫をします。現在は、500坪のハウスが3棟(計1500坪)、300本ほどの果樹を育てていますが、収穫期を除けば、一人でも十分管理することができます。

マンゴーの果樹。1本の樹から40−70個のマンゴーを収穫できる

やっとの思いで手に入れた苗木

マンゴー栽培のきっかけは原産地であるインドをオーナーの神宝さんが訪れたこと。「温暖な岡山でマンゴーを育てたら新しい地域の仕事になるのではないか」そう考えた神宝さんは、宮崎、鹿児島など国内の産地を視察しようとしましたが、なかなか受け入れ先がありませんでした。それでもあきらめず、熱心に生産者を回り、ついに25本の苗を譲り受けることができました。

そこから社員も熱心に取り組み事業を拡大してきましたが、事業見直しと地域の担い手育成のため、事業の一部を譲渡することにしました。

地域の産業と暮らしの担い手を

今回、譲渡の対象となるのは、3棟のうちの1棟ないし2棟。

1棟は神宝マンゴーで引き続きマンゴー栽培をする予定のため、栽培技術は教えてもらうことが可能です。販路は自分で開拓しなければなりませんが、ハウス付きで借地料は10万円/月。苗木は1500円(本)程度で購入することができます。

マンゴー栽培に限らず、高齢化した農家の後継者は不足しています。「畑や施設を継いで欲しいのはもちろんですが、地域の産業や暮らしを維持しなければいけない」と神宝さん。

自然を相手にする農業はけして甘くはありません。しかし、設備と環境は揃っています。神宝さんの挑戦を引き継ぎ、晴れの国のマンゴーを育て、地域を担ってくれるひとを募集しています。

譲渡概要

事業者名

株式会社神宝アグリサービス

事業内容

マンゴーの栽培及び販売

所在地

岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4534-12

HP

https://www.shinpo-agri.co.jp/

譲渡できる資産

ハウス(付帯設備含む)、マンゴー苗木

対象者(継いでほしいひと)

農業の経験がない人、新しいことに切り替えができる人、気概のある人。できれば夫婦(作業の中に、男女で向き不向きがあるから)

譲渡条件

応相談

賃借の場合は、土地建物10万/月、苗木1,500円/本 程度

現地窓口/サポート

とくらす瀬戸内

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現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、現地での体験及び面接等は制限させていただいております。ご協力のほどよろしくお願いいたします。 なお、募集内容についてのお問い合わせについては引き続き対応しております。

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