能登の地産地消で健康に。からだをキレイにする食堂を譲渡 | ニホン継業バンク
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2021.03.22

継業しました!


能登の地産地消で健康に。からだをキレイにする食堂を譲渡

事業譲渡

地産地消の料理を毎日手づくり

菜々家の外観。駅前の複合商業施設という絶好の立地

JR七尾駅前、図書館などの公共施設と商業施設が、複合する「ミナ.クル」の1階に旬の能登の食材を使った食事を提供する「からだキレイ食堂 菜々家」はあります。

菜々屋のコンセプトは「健康になる料理」。

野菜とお米は、契約農家さんからその日に仕入れ、冷凍した食材は使わない、手作り料理にこだわっています。お客様から「健康診断の数値がよくなった」と言われることもあるそうです。

旬の能登野菜とお米をつかった菜々家の手作り弁当

野竹夏子さんは、これまでいくつもの事業を立ち上げてきたパワフルな女性起業家。菜々家だけではなく旅館も切り盛りしています。

菜々家をオープンしたのは平成30年。駅前も盛り上げたいとの思いで、1年の期間限定のつもりでした。

「でも、需要があった(笑)」と野竹さん。菜々家のヘルシーな料理は、七尾のビジネスマンに好評だったため、1年で閉めるはずが気づけば3年が経ちました。

需要のあるのに事業を譲ろうと思ったのは年齢から。手間ひまをかけた手料理を毎日つくり続けるには、体力的に厳しくなったといいます。安定した売上が見込める営業基盤ができた今、次の人に譲ろうと決めました。

オーナーの野竹さん。70歳となり継業を決意した

地域に喜んでもらえる商売を

「街の中心部だから、競合も多いけれど、地産地消の手料理を出していけば大丈夫」と野竹さんはいいます。実際に新型コロナウイルス感染症の対策で、お弁当販売だけにした今でも、日に40〜60食くらいを販売し、年間で約750万を売り上げ、黒字経営を続けています。

手間も時間もかかる毎日の作業をコンスタントに続けていくのは大変ですが、そのノウハウは野竹さんから教えていただけるとのことです。

パートさんは大切な仲間。働きやすい職場づくりも商売の秘訣

「売上も大事だけれど、従業員やお客様、地域に喜んでもらえる商売をしてくれる人に継いでほしい」というのが、地域で活躍する先輩経営者としての野竹さんの希望であり、アドバイスでもあります。

野竹さんの後を継ぎ、地域にも身体にもやさしい、能登の地産地消の手料理を提供してくれる方に、経営ノウハウ、店舗の設備、契約農家などを引き継がせていただきます。ぜひお問い合わせください。

譲渡概要

事業者名

からだキレイ食堂 菜々家

事業内容

飲食業(食堂)

現在は、弁当販売のみ

所在地

石川県七尾市神名町1ミナ.クル1階

HP

菜々家HP

譲渡する資産

・設備

業務用冷蔵庫、製氷機、オーブンレンジ、炊飯器、ソフトクリーム作製機、電磁調理器、食器類、テレビ、家具、ショーケース等)

 

※建物はテナント(家賃要交渉) 

対象者(継いでほしいひと)

地産地消の食事を提供してくれる方

譲渡条件

・譲渡価格 100万円

・できる限りの雇用の維持(パート4名)

少額融資支援のご案内

 

対象者

  1. シングルマザー、非正規職で働くシングル女性
  2. 地域の担い手として、事業を引き継ぎ、いきいきと働く意欲のある方
  3. 現在の収入が一定ライン以下の方(現在の収入が生活保護基準の1.8倍以内であることが目安)
  4. 5人1組のグループをつくり、互いに信頼し、助け合うことのできる方
  5. 規律を守れる方

支援内容

 ・継業に関わる費用の融資

 ・センターミーティング(継業するまでのフォローアップ)

 ・グラミンでんきを1年間無料で提供

 

利用ケース

 ・地方に移住をして継業したいが、移住の資金がない

 ・継業して、新しい商品を開発する資金が必要

 ・継業した店舗、施設の修繕、設備を整えたい

など、継業に必要な資金としてご利用いただけます。

その他の継業情報